基本理念

 

手作りとまごころによる感動の教育を実践し人づくり町づくり国づくりに寄与する

 

上野学園は、会計・コンピュータ・ビジネス・語学・美容・公務員などの専門教育を行っている総合学園です。昭和41年の創立からすでに50年余りの歴史を刻み、現在は7つの学校を擁します。これまでに6万人に及ぶ卒業生を輩出し、社会のそれぞれの分野において活躍しております。

 

専門学校の特徴は、短期間に実社会に通用する技術や資格を修得することにあり、本学園では、密度の濃い授業で資格取得を支援するのはもちろんのこと、ビジネス社会に必要な実務能力と人間力を兼ね備えた、即戦力となる人材を育成しています。

 

本学園の教育の柱は、陽明学にいう「知行合一」の精神であります。知識や技術は修得することに意味があるのではなく、活用してこそ光彩を放つものであるという考え方に基づくものです。

 

さらには、本学園の教職員は単なる知識の伝達者ではなく、学生が心豊かな人間性を涵養し、社会に貢献しながら自己実現できるよう、情熱とロマンをもって全力でサポートし、社会ニーズに対応できる真のスペシャリストの養成を目指しています。

学園訓

 

誠実   愛学   進取
人間はつねに誠実でなければなりません。 誠実で謙虚な態度は、きっとあなたを人格者たらしめるでしょう。   勉強は、何度でも、また誰でも必要なことです。研究熱心な態度は、必ずあなたを専門家に育ててくれるでしょう。   積極的な心構えは何ごとによらず、大切な事です。進取の気性は、間違いなくあなたを成功者に導くことでしょう。

二宮尊徳先生と上野学園

二宮尊徳(金次郎)について

 

一. 上野学園本館の玄関傍にある像は、二宮尊徳(一般に「そんとく」と読みますが、「たかのり」が正しいようです。)(本名金次郎)という江戸時代末期の思想家であり、農政家である人の幼少の時の姿を表したもので、昔は、日本中の小学校の庭にみられたものです。

 

 

二. 二宮尊徳は、相模国(今の神奈川県)の農村の人ですが、洪水による田畑の流失のため、生家は没落して一家は離散し、親せきの家に預けられ、苦労を重ねて成人しました。この像は、薪をとって帰る道すがら本を読んでいるところですが、勤労に励みながら勉学する姿を表したものです。本学園の学園訓の一つである「愛学精神」のよき鑑(かがみ)となるものといえましょう。

 

 

三.  二宮尊徳は、大人になってから小田原藩家老の服部家で借財整理仕法を講じて認められ、その財政の建直しをしたのを手はじめに、諸家や藩やさらには幕府の所領に至るまで数多くの財政再建を手がけています。彼は会計や経理に明るい有能な会計人、経理マンであったわけで、わが上野学園のシンボルたるにふさわしい人物であるといえるでしょう。

 

 

四. また、二宮尊徳は、荒廃した農村の復興を数えきれないほど手がけていますが、きわめて研究熱心であって、そのもつ農業土木をはじめ農業に関する優れて豊富な知識は他の追随を許さぬものがあったそうであります。本学園の学園訓のなかの「進取の気性」の範(のり)とするに十分な人物であるといえましょう。

 

 

五.  二宮尊徳による財政再建や農村復興が実を結んだのは、彼が有能な会計人であるうえに、そのもつ優れて豊富な知識を実践したためですが加えて、彼が優れた人格者であって他人に意欲を起こさせ彼に従わせる人間性をもっていたことにもよるところ大であります。彼の許に多くの弟子が育ち、その教えが広まって報徳社運動が全国に起こったのも、二宮尊徳の人柄、人格のゆえであると申せましょう。本学園の学園訓にある「誠実な人となり」の亀鑑(きかん)にふさわしい人物であるといえましょう。